カエルの井戸の底

配信したゲームの感想などをいろいろと

【ゲーム日記】グランディア3編その19

前回:【ゲーム日記】グランディア3編その18 - カエルの井戸の底

皆さんごきげんようグランディア3のお時間です

前回はもはやここまで下げれば底を貫いてるだろうとしか思えない株の下げ方をした主役二人を見せられてドン引きしたところでした。

今回はなんかこう...アルフィナを助けに行く予定です。一応最終回のはず...

シュミット

前回あっさり墜落したグライダーと気絶したユウキ

そんな姿を慮ってかウルはシュミットに直談判に行きます

しかしシュミットは当然飛行機を用意してくれません

ただ当然大切な人のために飛ばなきゃならないユウキを思うウルも引き下がらず

声を荒げたところでシュミットの目にあるものが飛び込みます。

それはユウキが墜落の帰り道、突然何の脈絡もなく岩にかけたあったのを勝手に持って行ったネックレスでした。

ウルはなぜかそれを自分の腕に巻いてました

なんですかね...形見的な認識?

そして意味ありげに写される写真

まあまとめるとそのネックレスのあった岩はシュミットの愛した人のお墓だったわけです。ネックレスは遺品

結果的に墓荒らししてことになるのかユウキ...

シュミットとしては彼女から目をそらして空から逃げてきたからこそ

ここで運命のごとくネックレスが自分の目の前に現れたことはあまりにも大きなショックでした。

慟哭する彼の肩に手を置きダーナ

「大切な人だったのですね」

余計な一言や

泣き叫ぶシュミット

ちょっと空気感としては違和感強いですがこれはまあ許容範囲かな?

 

飛翔

眠るユウキのそばに座るシュミット

彼は飛べるときに飛ばなかったことで大切な人を失ったこと

それ以来飛べなくなってしまい飛行機に乗らなくなったこと

そんな独白を続けているとユウキが目を覚まします。

何か決意したかのようにシュミットは言います

この村の裏の山

そこにはフライトユニットを使わない古い機体があると

シュミットの最後の機体が...

翌朝ヘクトも加えて4人で山に突入

たどり着いた先にはこれまた大きな飛行機が

顔についた羽ぶん回してエンジン起動するタイプのやつです

名前はクリストローゼ

てかこういう普通のエンジンがあるとなるといよいよフライトユニットってなんだよってなるんですが、本当に作中でこれについての説明ないんですよね。

なぜゾーンの影響でフライトユニットが動かなくなったのかとかもね...

まあ気を取り直して飛行機を村まで持ってくると(どう持ってきたかは不明。おそらくシュミットが乗ってきたのだろうけど、そのあとの会話で整備に一晩かかることが発覚してるので整備してない飛行機に乗って山から村まで移動するという自殺行為をしていたようです。)その整備に一晩かかるとかで翌朝へ

いろいろ準備していよいよ出発

どうやって飛ぶのかと思ったらシュミットの機体の後ろにひもで括り付けたユウキ達の乗るグライダー

どうやらいいところまで連れて行って最後はグライダーオンリーで風に乗っていくようです。ただ素朴な疑問なのですがいくら何でも一人乗りのクソデカエンジン飛行機と4人乗ってるグライダーはバランス悪いのでは?

あとこのグライダー後ろ二人分は蓋がついてて落下防止策がなされているのですが

運転席のあるユウキの席とその一つ後ろのウルの席はその蓋がないのですがこれは飛行機の設計ではよくある話なのでしょうか?詳しくないせいでなんか理不尽なものを感じました...

さていよいよ飛ぶとなるともうあっという間で切り離しのシーンです

一応上空のゾーンのもとへたどり着くための道案内もしてくれるみたいです

しかし上空はといえば大量の竜巻の超荒れ模様

普通ならあっという間に木っ端みじんですがここは飛行王

どんどん道を切り開いていきます

これには思わずユウキも「これが飛行王の力!」とか魔王と対峙した勇者みたいなこと言ってます。

墜落

意気揚々と空の大冒険をしていたのはいいのですが突如シュミットの機体が発火

やはり無理があったんでしょうね

来るなと叫ぶシュミットはそのまま雲の中へと消えて行ってしまいます

彼の切り開いてくれた道それを無駄にするわけにいかないと覚悟を決めたユウキは

竜巻に乗っかって一気に空を覆うゾーンの一部を突破するのでした

このシーンほとんどOPに使われてましたね

 

たどり着いたのはゾーンによって作られた空中の大地

その奥には城らしきものも見えます

さあ行こうと進むとすぐに卵のような物体に遭遇

なにやらゾーンの核のようでそれさえ壊せば空を覆うゾーンの根をすべて排除できるとのこと。それを守護するボスみたいのをぶっ飛ばして核を破壊するユウキ

今立っている自分たちの足場はいいのでしょうか...?

何はともあれこれで空は再び美しい青を取り戻しフライトユニットも復活しましたとさ。

でなぜかユウキたちの足場はそのままなんですがね

ちなみにゾーンの根が壊れるシーンは大量の瓦礫が落下しているので自由のために多くの人が犠牲になったのは疑う余地もありません

さていよいよあとはゾーン倒してアルフィナ助けるだけになったのでアルフィナが囚われている城に突入

ところがここが恐ろしく暗い

なぜにこんなに見づらいのかってくらい暗い

クソマップですこれ

まあぶつくさ言いながらも大して何もないダンジョンなので普通に突破できます

もうリアクションに困るんですよね

暗くて見づらくて普通難易度のダンジョン。別に要らなくねとなる

復活

一方アルフィナ

こっちはこっちで大ピンチ

なんか繋がれていよいよ生贄になりそう

暗すぎて明るさ上げてます

ゾーンの復活を前に自身たちの望む世界が訪れるとエメリウスを祝福する例の教育係の男

名前が全然でないんよこいつ

まあどうせ土壇場でエメリウスを裏切って私に力を~ってやってゾーンに始末される枠なんでしょうけど...

エメリウスは不完全なゾーンと自身を重ねてみているようで

アルフィナの印によってついに完全になれるとテンション上がってます

んで二人の手の甲を合わせてついに封印解除

そういうシステムだったんですね

涙を流しながらアルフィナは

「兄さん...大好き」

となんかこう言いたいことはわからんでもないけどタイミングというか演出が滑ってるかわいそうなセリフを言わされてますね。

このゲーム屈指の問題発言として切り取られている迷台詞です

まあタイミングおかしいわな

 

兄貴のほうは全くそれを聞いておらずゾーンの見せる完ぺきな世界に夢中

すべてが無となり完璧に思えた世界

しかしそこにはガラスとなって砕け散るアルフィナの姿も映るのでした。

彼にとって結局は愛する存在他ならないアルフィナ

それすらも失うという現実にエメリウスは動揺を隠せなくなっていきます

現実に意識が戻ったエメリウスの手をアルフィナは握ります

「暖かい...兄さんの手...」

なるほど...序盤のしつこすぎてうざがられてた手が冷たい話はこれやりたかったんですね。目的と手段がよぉ...

ここにきてついにエメリウスは自身の大切なものは何かを見定めます

しかし時すでに遅しゾーンは最後の復活へと向かいます

それを大喜びで見守る教育係おじさん

ここで少しユウキ視点の城探索が挟まりますが全く面白みがないのでそのまま次のシーンに移ります

場面が切り替わると

ゾーン復活の影響で崩れ始めた城の中エメリウスは必死にアルフィナを助けようとします。やっと改心したってことなんでしょうね。

しかしその背中を貫くものが...

まあなんというか想定通りです

その後の展開もエメリウスを裏切って私に力を~ってやってゾーンに始末されます

ちなみにここでこいつの名前がグラウだと明かされます

知ったところでこれから死ぬので関係ないのですが....

終盤に突如小物臭を漂わせて消える彼ですが小物の演技は見事です

味があっていいですね

エメリウスも見習ってほしいところ

ちなみに完全復活したゾーンにお約束の方法で処刑されます

一応裏設定ではエメリウスを焚き付け暗躍したすべての黒幕は彼なのですが当然それは語られないので小物のままで終わります

そのどさくさで何とかアルフィナを助け上げたエメリウスですが背中の傷は深くもはや長くは...

彼は今までこの血が自分を縛るものだと思ってきたと言い

しかし今はアルフィナとの絆の証であったのだと気付いたと続けます。

すべてを悟った時にはあまりにも遅すぎたのです

と悲しいシーンにやとこいつらも合流

エメリウスは決心したような表情でゾーンをにらみアルフィナをユウキたちのもとへ向かわせます。

そこへついにゾーン本人がしゃべりだします

すごい聞き取りづらい声で...

 

愛は滅びの始まりだ愛をはぐくめば私が滅ぼし続ける

 

ただの害悪じゃねぇか!

愛ゆえにみたいなサウザームーブも一応しますが

まあ結果として争いとかの負の要素がゾーンを生み出したとありきたりなやつでした

これに反論したのがエメリウス

愛ゆえにどんなに傷ついても生きてゆけるのだと

いいこと言うじゃねぇか

そしてアルフィナを頼むと一言いって彼は

ゾーンへと突っ込んでいきます

先陣を切っていったのです

当然ユウキたちもそのあとを追うべくヘクトが生み出した光の橋を渡りゾーンの中へ突入します

ということでヘクト離脱からのアルフィナ再合流です

いよいよ最終決戦

何回か敗北してレベル上げしてから挑む羽目にならなければもう少しかっこよかったなと後悔してます

最終決戦

ゾーンの体内に突入すると見知ったものが...

描写のない即落ち二コマ

えぇ...

ミューレン様もびっくりだよ...

これに激怒したのはユウキ

「ゾーン!おまえを倒す!」

なんかダサいんだよなぁ...

まあなんにせよ決戦です

割と普通に強かったです

このゲームの必勝法を知らないと苦戦するかも

でも全体攻撃とか予測地点砲撃とか状態異常とかまあ別段過去に見たなみたいなことしかしてこないので特筆するところもないんですよね...

一応顔だけ

さて無事ゾーンを倒すとエンディングです

消えゆくゾーンの背後から一筋の流れ星が落ちてゆく

アルフィナはそれを追いそして泣き崩れた

流れ星の落ちた先にはガラスとなった兄エメリウスの姿があった

悲しみに暮れるアルフィナに光が注ぎ

顔を上げるとそこにはエメリウスの魂の姿があった

二人は抱き合いそして...

エメリウスの魂は天へと昇って行った

ありがとうとただその一言だけを伝えて...

こうして世界に平和が戻りました

サンキュー!

そこはENDとか終とか

Thank you for plaingだろ

ってことでスタッフロールで後日談なのですが

なんとびっくり今回は初代のリスペクト作品なのにガラスになった人々の復活シーンとかそういうのありません

彼ら死んだままです

終盤町が破壊されて住人がガラスにされましたがそれも放置で描写なしです

てかエメリウスも死んだままかよ!ミューレンですら罪滅ぼしは生きてしてたしリーンも生き返ったぞ!

最後に主人公とヒロインで子供こさえてるところだけリスペクトするなよ

とまあ最後まで突っ込みどころ満載ですが本作は完結

次回は最終的な評価というか総評的なのをやります

ではさらば!

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