カエルの井戸の底

配信したゲームの感想などをいろいろと

【ゲーム日記】グランディア3編その14

前回:【ゲーム日記】グランディア3編その13 - カエルの井戸の底

皆さんごきげんよう~!グランディア3のお時間です

前回は聖獣全滅!スルマニア復活!ゾーンの復活!アルフィナ気絶!

とドタバタな回でした。

今回は気絶してしまったアルフィナの夢の中から始まります

夢の中

気絶したアルフィナを心配する一行ですが、ユウキは自分が見ているからとウルとダーナを寝かせます。

心配ではありますがまあ休まないとまずい状況ではあるので致し方なし。

いろいろ複雑なユウキの心情を察してダーナ達もそれに応じ休みます。

さて一方アルフィナは夢の中

オルゴールのなる不思議な世界

建物のデザインからしてアークリフ神殿と似ています。

音楽や置いてあるものからしてここはアルフィナの幼いころの記憶のある深層心理的なところでしょう。

とまあ同年代の友達いない弊害モロに出てるんだなぁって感じの孤独な思い出ばかり並んでいますね。

さて前にある扉を調べると「思い出をたどる」とのこと

入ってみましょう

幼い日の思い出。まだ幼い兄妹
幸せがまだあったころ

超序盤にアルフィナがユウキに見せた落書きが描かれた日ですね。

エメリウスとアルフィナ。二人だけの幸せな秘密...

件の落書き

次の場面は

先代の神人の儀式を見る二人

アルフィナは自分と兄と二人の手にそれぞれ半分ずつある神人の紋章を気に入ってたようですが、エメリウスはこんなものくだらないと言います。

アルフィナにとっては二人で一つの証

エメリウスにとっては不完全で出来損ないの証

認識の違いが産んだ悲劇なのかもしれません。

そして最後の扉の場面は...

兄の儀式を待つ妹

しかしそこに兄エメリウスは現れなかった

神官たちは初めての儀式に不安を感じているのだろうと大目に見つつ探し始めますが...

妹や神官の説得も聞き入れずこんな出来損ないの紋章なぞ嘘だと叫び神人になれないと暴れ...

そして

ナイフを振り回し神官を切り付けてしまいます。

幸い大した傷ではなさそうでしたが、これが決定的となってし待ったのでしょうね。

記憶たちを思い出すアルフィナは兄がどこまでも不完全を呪う姿になぜ二人で一人ではいけないのかと悲しみます。

実質的にエメリウスは妹であるアルフィナも拒んでしまったのです。

ちなみにアルフィナは物語冒頭、アークリフや聖獣たちのいる大陸とは海を挟んだ別の大陸にいますがこれはエメリウスがこれから起こす自分のあれこれの影響を受けないようにと気を使ったためと言われています。つまりエメリウスは別段妹を蔑ろにしたつもりはないんですよ。ですが妹のアルフィナは心を痛めていた。

なんともすれ違ってますねぇ...

最後の扉

再び夢の中をさまようと最後の扉にたどり着きます

もうここまでくると覚悟もしっかり決まってるのでいざと思うとなんと

深層心理に居座る自分自身がその妨害をしてきます

あなたのためだと泣き叫び小さいアルフィナはこの扉の向こうへ行かせないようにします。先にあるものは怖いのだと...

さて大体の作品においてこういう場面では自分と向き直って云々となるのですが

アルフィナは違います。

邪魔なので叫びながら振り払って消しました(えー)

じゃあこのちびアルフィナ何だったんだよ?って話ですよね。

まあ今更意味の分からない演出に戸惑っていてはこのゲームクリアなんてできません。

まあなんかトラウマっぽいのがありそうな扉を前にもう逃げないと豪語したアルフィナはその先で自分を真っ向から否定するものに直面します。

ある日のエメリウスの部屋

幼きアルフィナにエメリウスが見せたのは

ナイフで証の形にえぐった自身の手の甲

”もう二人で一つなんて誰にも言わせない”

アルフィナにとって自分を否定した挙句自傷に走る兄の姿は狂気そのもの

ましてそれを嬉々として妹である自分に見せびらかしてくる

恐怖でしかなかったでしょう。

ついに思い出したトラウマを前にアルフィナは叫び夢は終わります...

次なる目的地

ユウキが少し眠っている合間にアルフィナは姿を消していました。

慌てて探しに行くと

湖畔に佇むアルフィナ

意外と近場の湖で立ち尽くしていました

夢の記憶を反芻しているのでしょう。しかしユウキはそんなこと知りません。

心配で声をかけると

ねえ!どうして二人で一つじゃいけないの!?

なんかキレた態度で喰ってかかってきます

ユウキがなにしたんだよ!!!!

「どうして兄さんは自分を傷つけるの!?」

「どうしてあんな風に笑って!!!!!!!!!!!!!!!!」

マジでこのくらいのテンションでブチギレてます。

彼女の異様なまでのキレ症は何とかならんのですかね?見てて普通に不愉快なんですよね...

しっかりしてアルフィナ!!

流石のユウキもこの態度

いつもなら”飛ぼう!”とか頓珍漢なこと言ってなあなあですましますがまあ今回はそうはいかんよね。

聖獣もいない以上兄を救えるのは自分だけだと言い放ってせっかく止めてくれたユウキを振り払って行こうとします。(まあそもそもこの時点でどこ行くってんだよって話があるのでマジで何も考えていませんアルフィナ)

ユウキ「エメリウスの苦しみは俺にはわからない。でも...アルフィナの苦しみならわかる!」

そういってユウキは振り払おうとするアルフィナの手を引っ張り抱き寄せます。

言ってることはお前嘘つけみたいな内容ですがこの際アルフィナが止まったのでよしとしましょう。

突如舞い上がるホタルたち

名シーンのつもりのようですが...無理ありますね。

そして抱き合ってると

突如上空に光が現れなんかしゃべりだします。

過去一滑舌がよく聞き取りやすいエコー付きセリフです

人の絆は言葉で表せるものではないとなんか感動してもらったみたいです。

ついでにメルクとやらへの扉を開いてもらいました。

一方的になんか話してこの光は消えますがアルフィナはこれは聖獣様の声だといいます。

アルフィナ「ユウキ!この世界にはまだ聖獣様がいたのよ!」

ユウキ「ああ!」

このあたりからユウキの存在感が顕著に薄くなってきます。

ユウキ最大の見せ場がおそらくここで終了

そして朝に...

立ち直ったアルフィナとともにみんなに聖獣のことを伝えようとしてたら

何故かウルが聖獣がまだいてよかったなんて言い出します。慌てるダーナ

二人はどうにも盗み見してたらしく...

ユウキとアルフィナは恥ずかしさで顔を真っ赤にしながら空にあるという(新事実)メルクへみんなと向かうのでした!チャンチャン!!

ということで今回はここまで!次回はメルクとやらに向かうところから

そういえば全く関係ない話なのですが、アルフィナの夢の中に出てくるエメリウス

とんでもないでこっぱちですね

 

ではさらば

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